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About Minoru Nakazawa

中沢実について

  • 1991年に本学情報工学科を卒業
  • 1993年に本学情報工学専攻を終了(修士)
  • 1993年より3年半の間、富士通研究所
  • 1996年より、本学情報工学科研究助手
  • 1999年 講師
  • 2002年 助教授



2004年から3年間程、東京のKIT虎ノ門大学院にて、知的創造システム専攻の専任准教授をやっていました。その場では、社会人大学院生や他の大学から来た大学院生の指導を行ってきました。2007年に、八束穂キャンパスの情報フロンティア研究所担当の研究所専任准教授という形で、学部や大学院での講義や指導を特に行わず、2007年に文部科学省によって指定された、「大学院教育改革プログラム」における取組代表者として、「大学院ポートフォリオによる単位実質化」を担当してきました。ある意味、金沢工業大学の古い面と新しい面を両方理解しているつもりです。
以下に示すものは、KIT東京虎ノ門キャンパスの時に指導してきた科目です。

  • インターネット特論 (インターネットの歴史から現在に至るまで)
  • インターネットワーキング特論 (情報がどのようにネットワークを経由し、それを構築するのか)
  • WEB言語特論 (JavaScript, Perl, Pythonなどを扱ってきました)
  • アプリケーション開発特論 (PHPを中心に関連するフレームワークを扱ってきました)
  • 知的エージェント特論 (Javaを使った知的処理システムやエージェントシステムを扱いました)
  • ユビキタスコンピューティング特論 (無線ネットワークやアドホックネットワークについて扱ってきました)

公的な外部資金獲得状況

  • 大学の講師就任以降,何かしら外部競争資金の調達が行えているのは,協力頂いた学内外の先生方,院生・学生の皆様が尽力頂いた結果です.
  • 2000年:エンドユーザネットワーキングに基づくストリーミングメディア配信システムの構築 ,大川財団,代表者
  • 2001年〜2002年:自己組織化メカニズムによるユーザ適応型ネットワーク制御システムの研究, 科研費・若手研究(B),代表者
  • 2001年〜2003年:ピアツーピア通信地域映像メディア都市基盤の構築,通信放送機構,地域提案型研究開発制度,分担者
  • 2003年〜2006年:ユビキタス環境における自己組織化プロキシネットワークの研究,科研費,基盤(B),分担者
  • 2004年〜2006年: ピアツーピア型マルチキャストオンデマンドシステムの研究,科研費,若手研究(B),代表者
  • 2007年:クリーン鋼管内面傷の光学自動検査技術の研究開発の可能性調査,NEDO技術開発機構,分担者
  • 2007年〜2009年:大学院ポートフォリオによる単位実質化,文部科学省,組織的な大学院教育改革支援プログラム,代表者
  • 2009年〜2011年:共有情報自律生成機能を有する教育コミュニティシステムの研究,科研費,基盤(C),代表者
  • 2010年〜2012年:クリーン鋼管内面傷の光学自動検査技術の研究開発とその実用化,中小機構,分担者
  • 2012年〜 :大学間連携推進事業、分担者




日記(Blog)

研究室について

私は、いまだに、自分の研究に際して、自らの手でプログラミングコードを作成することにためらいはありません。そのため、研究室に配属された学生に対しても、一番の醍醐味と考えている自らのアイデアをいろんな情報を活用して実現することを希望しますし、それに対する応援をしたいと考えています。

三年生の募集について

以下はあくまでも,理想です.
・成績よりも,何を学生時代にやってきたかを言える人.
・プログラミングを行う事に醍醐味を感じた事がある人.
・3年生迄の自分と決別して,一念発起して研究室でがんばる気概がある人.
・自分で物事を考えたり,自分で問題点を調べる事が出来る人.
・自分の中にある概念を「言葉」や「図/絵」で説明出来る人.
・最後迄,諦めない人.

ようするに,「自分で考え、必要な知識を得て、表現する」ことが,研究を行うために必要なことです.
とはいえ,上記のことを最初から達成出来ている人がまずはいないと思いますが,本研究室に配属され,一年後には,すべてYESと言える人材に育てることが私の使命と考えています.

進路について

大学院進学であろうが就職であろうが,特段差別化をしていません.ただ基本としては「進学より就職するべき」と考えています.就職活動も一つの大きな試練でもありますので,時間を費やす事は仕方ない事だと考えています.しかしながら,「就職活動」という言葉に甘えている場合は,別だと思っています.

研究テーマについて

本ホームページに、いくつかの分野の研究テーマを示してありますが、やってみたいことはもっと沢山ありますし、もっと斬新なアイデアがないかいつも考えています。もし、皆さんの中に何かトライしたいものがあれば、一緒に考え、それらを実現するプロセスを共有したいと思います。
もし、ロボット・画像処理・情報通信・ソフトウェア開発に興味のある学生がいらっしゃったら、以下の時間帯であれば、八束穂キャンパスの情報フロンティア研究所にいらっしゃってください。まずは、話をして、皆さんと私で共有できるプロセスがあれば、一緒に研究をしましょう。

対応可能な時間帯

八束穂キャンパス・情報フロンティア研究所・67.202 (内線:75-2222)

  • 13:00-18:00
  • 月曜日は講義で対応不可です。(夕方,工学専門実験演習の後なら,29.101にいます)

できうる限り、上記予定で在室したいと思いますが、確実にお話をする必要がある場合は、下記のE-mail、もしくは本サイトの「お問い合わせ」を用いてご連絡ください。

E-mail: nakazawa@infor.kanazawa-it.ac.jp 電話: 076-274-8094